情緒あふれる蔵造りの町並みにひときわ高くそびえる川越のシンボル「時の鐘」

川越には歴史的な建造物がたくさんあるが、観光地として定着したのはここ最近です。
平成元年に、テレビで「春日局」が放映されてから、徳川家ゆかりの喜多院や
東照宮などがあるこの地は、口コミで全国に広まり観光で来る人が増えたそうです。


川越市は街並みの中ところどころに歴史の流れを感じさせる街です。
江戸を象徴する古き寺院や神社、たくさんの和と西洋文化交流の明治時代、
そこから更にデザイン性を高めたモダンな建築物が多い大正時代、
子供の頃を思い出す昭和の象徴菓子屋横丁…など。


午後、小雨がありましたが楽しく散策できました







大きな鬼瓦の屋根に黒しっくいの壁と分厚い観音開きの扉…。
蔵造りの趣豊かな建物が立ち並ぶ町並み−「一番街」。

上の建物は、来年の朝の連続ドラマ『つばさ』の舞台になるそうです。
実際は陶器屋さんですが、連ドラでは、和菓子屋さんです。



この人力車はこの家のものです



古くからの蔵はレストランに改装され
ています。 満室でした!

蔵造の町並みが続きます。でもこの通りは交通量が多くて落ち着きません。



色とりどりのガラスが散りばめられた石畳の道に、
22軒の菓子屋・駄菓子屋がひしめく川越の有名なスポット「菓子屋横丁」






ままは、お土産を買い込んでいました。

突然、20人ぐらいの僧侶が行列で現れました。  ちょっと 驚き!!


喜多院
慈覚大師が830年に創建した天台宗の名刹、正式には星野山無量寿寺喜多院。
江戸時代初期、名僧天海大僧正が住職をつとめた寺として、また江戸城から
移築された三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物をはじめとする
多くの文化財を所蔵している







小江戸 川越菊まつり
境内で菊まつりをしていたので、
ちょっと覗いてみました。








東照宮といえば徳川家康を祀った日光東照宮が有名だが、日本各地数多くの
東照宮があるが、川越は日本三大東照宮の一つで、仙波東照宮という。
元和2年(1616)駿府で徳川家康公が没し、その遺骸を静岡から日光山へ
移葬する途中、天海僧正によって喜多院で四日間の法要が営まれたことから、
寛永10年(1633)建立された。





漆塗りの極彩色の飾りが鮮やかな
本殿・唐門・瑞垣・拝殿・幣殿
・随身門(写真左上)・石鳥居と全てが
重要文化財に指定されている。



立派な三つ葉葵の御紋がかけられた
拝殿前の入口扉