2013/10/23

大井川鉄道 南アルプスあぷとライン(井川)線に乗りに、義母と三人で行きました。
紅葉には、早いですが、トロッコ電車が楽しめました。




□■ 大井川鉄道 南アルプスあぷとライン ■□
南アルプスあぷとラインは、大井川の上流渓谷を、ゆっくりと走る鉄道で、千頭〜井川までの25.5kmです。
井川線区間は、水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設され、山あいを縫うようにカーブが多く、
トンネルも小型で列車サイズもそれに合わせて、小さな車両を使用しています。
また、一部区間では「国内唯一のアプト式機関車」を使い、「鉄道日本一の急勾配」を登降します。

正式名称は「大井川鉄道井川線」。愛称は「南アルプスあぷとライン」。
お客様によっては「森林鉄道」「トロッコ列車」と呼ぶ方も多くおります。





千頭〜井川までの25.5kmをゆっくり約1時間50分で走ります。
私たちは、千頭〜接岨峡温泉までの1時間10分を楽しみます。




千頭(せんず)駅から井川線に乗ります。
駐車場は、隣接する道の駅”音戯の郷”を
利用できます。(無料)



大井川本線 
島田市 金谷駅〜千頭駅を結んでいます

1976年(昭和51年)に日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めて、
現在でもほぼ毎日運転されています。

大井川鐵道を走るSL(蒸気機関車)は、いずれも昭和初期に製造されたもので、
自動車でいえば”クラシックカー”です。
そのSLにお客様を乗せて、安全に走行するため、
昭和51年にSL復活運転を始めるとき、蒸気機関車の運転・整備の知識・経験を持った
旧国鉄OBの職員を招き入れ、
専門知識を若い職員に伝承してきたそうです。

C11形C11 190 - 元々は熊本県内の個人の手によって保存されていた蒸気機関車。




千頭駅の待合室にて


私は隠れて駅の立ち食いそばを…
これが安くておいしかった 400円



駅に隣接する『SL資料館』で時間を調整 (入場料100円)




12:09発の列車なのでホームに入って座席を確保してから、周辺を撮影




運よくオープンな車両に乗ることができました。走り出すと車両間の移動はできません。




左の写真 : 通常車両  真中の写真 : オープンな車両(車両の半分は通常の席になっています)




発車 早速、千頭駅で買った950円の駅弁をいただきました。 列車に乗って食べる駅弁は最高です!!




こんな景色を眺めながら走ります。




アプトいちしろ駅でのアプト式機関車の連結
このアプト式機関車には「ラックホイールピニオン」という坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された
「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて坂道を上り下りします。
列車全体を制御し、万一のトラブルに対応するため、常に坂の下側にアプト式機関車を連結。

青島ダムまでの鉄道日本一の急勾配区間90/1000を上り下りするために、「アプト式」が採用され、
アプト区間ではアプト式機関車を列車最後尾に連結をして運行します。






アプト式機関車で長島ダムに向かいます。




青島ダム
このダムを造るための資材運搬用に、中部電力によって井川線が作られました。
中部電力から大井川鉄道が運営を委託されています。




接岨峡温泉駅で降りて、バスを使って千頭駅に戻ります。









今回、紅葉には早かったですが、次は紅葉の真っ盛りの時に行きます。

ちょうど、バスで戻るときに小雨が降ってきました。

このまま、新東名のパーキングを見ながら、山梨に帰ります。